STRUCTURE

地震や火災に強く、バリアフリー化も進み

生活動線に優れた都営住宅をモデルにすることにより

多くの検査基準をふまえた

きめ細やかな各種スキルアップが可能になります。

《都営住宅サンプルモデル

多摩ニュータウン永山3丁目団地2号棟

構造:鉄筋コンクリート造 7階建て

総世帯数:77戸

延べ床面積:約3330平米

14モデルと呼ばれる代表的な1DKタイプを

素材から工法にいたるまで

忠実に再現しています。

見えなくなる部分を可視化することで

分かりやすく表現しました。

《 学べるポイント 

1. 建築資材の名称・使用方法を覚える。
  ●正式名称・通称・型番・ポイント

2. 図面との照合作業
  ●2D(平面)と3D(立体)との表現の違い

3. 模型上で共用設備について学ぶ。

  ●電力が供給される流れについて

  ●各種設備(太陽光発電・避雷針・火災報知設備)の

   流れについて


《 玄 関 》

天井の高さから梁の大きさ、

ドアや給湯器まで

実際の使用モデルと同じタイプを使用しています。

《 メーターボックス 》

電気や設備の配線を収納するためのボックス。

各種メーター類を実装することにより、

配線のつながりの理解が深まります。


《玄関エリア》

都営住宅の玄関・洗面所・トイレ部分の天井裏は、

屋外に抜けるダクトや分電盤からの配線が一番多く通る箇所です。

《 リビングルーム天井裏 》

天井裏の配管とボックスの

取り付け状況の電気工事を可視化しました。

木材部分には防腐剤も塗られています。

《 界 壁 》

通常の施工時には見ることができない

軽量下地から仕上げボードまで

「耐火遮音間仕切」の仕込みがわかります。


《 洗面所&バスルーム 》

給排水設備の裏側も可視化しました。

《 キッチンスペース

キッチン周りの設備配管の繋がりを忠実に再現!


《 和 室 》

断熱材の様子もリアルに再現しました。

畳下も可視化することで配管の様子がよく解ります。

壁の構造や押入れ内の仕様も再現しています。


《 ヘッダースペース 》

通常の点検口よりも開口を大きくすることで

配管の種類も一目瞭然です。

《 ベランダ 》

702号室の眼下に広がる鎌倉街道。